皆様の援助先 2022年7月

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、今回の申請については一同介してのミーティングにおいてではなくメールにて審議を行った。
審議期間  2022年7月


申請1 チャド シスター平

申請:ライのナザレト寮工事支援

 

1995年に活動を開始した、ライのナザレト女子寮の1棟が老朽化し、雨漏りと床のひび割れの為に補修が必要となった。

 

ナザレト寮は小学5年生から中学3年までの24名が在寮。高校生は別棟で9名いる。午前中は学校に、午後からは補修授業がある。また1週間に1回、裁縫の時間がある。

 

子ども達は自分自身で食事を作り、炊事当番は朝4時半に起きる。当番以外は5時に起き、各自の分担された場の掃除をする。中高生は6時半に寮を出て徒歩で4キロ先の学校へ通う。

 

保護者の意識が向上し、女子の進学率が上がってきたが、田舎ではまだ女子の学びの場は限られている。上級クラスほど女子生徒の数は減少する。子供の教育に関心の高い親は寮に子供を入れたいと希望する。今年度の入寮者の中には読み書きからスタートした子もいた。

 

この女子寮は地域の人々から必要とされている。今回もJOMASのご支援をお願いしたい。

 

参照:シスター平からは2016年7月の例会で、同じナザレト寮のトイレ・シャワー棟建設のための申請があり、承認、送金済み。

 

決定:ナザレト寮の学習棟の補修工事支援


申請2 フィリピン 佐藤神父

補正申請:単年度追加補正

 

フランシスカン・デフセンターの2022年度申請に関し、2021年度とほぼ同額の援助を受けたが、今年の急激なドル高に伴い、現地での授業料と諸費用の値上げは日本と同様のものになっている。そのため、2021年度と同様の活動を行うために、助成申請した金額に対してドル高になった分を補正予算として追加申請するに至った。

 

決定:単年度追加補正支援

 


申請3 ボリビア シスター川下

申請:障害のある青少年・児童介護施設オガール・サン・ホセの2022年度支援(継続)

 

現在45名いる知的・身体的障害児(内33名は入所、12名はデイプログラムへ通所)の医療や特殊指導など支援するための援助申請(長年にわたりJOMASが継続支援)。

 

なお、同施設では経済的に厳しい状況にある障害児を抱える家族の相談にも応じている。

 

決定:オガール・サン・ホセ 2022年度活動支援

内訳:
1.専門職員への謝礼

小児科医 (1)、心理療法士 (1)、理学療法士(1)、USD 作業療法士(1)、看護師(2)

2.医薬品、栄養補助食品、および診察

 

お問い合わせ

ご不明なことがございましたら

お問い合わせフォームからメッセージをお送りください