ボリビア、サンタ・クルス市でサレジオ会が長年運営している貧しい青少年のための養護施設(180名在所中)の経費がかかり、運営が苦しい。1ヶ月分の必要経費の一部でよいので、支援をお願いしたい。
なお、同施設の園長はサバディン神父。JOMASへの報告、監督は倉橋神父が担当する。
注:サバディン神父はボリビアで25年にわたり、ビセンテ神父、倉橋神父と共に貧しい青少年、子供たちのために活動を続けているサレジオ会の神父。JOMASの永年にわたるサンタクルスの施設への援助同様、継続支援となる模様。
決定 経費、生徒180名、教職員40名
(食費、衣服、寝具)(健康管理費)(学費、教材費)(教職員経費)
(電気、水道、ガス、電話代)(維持、管理、修理費)
パキスタン国カラチのフランシスコ会が運営されている障害施設で長年活動をされておられるBr.松本からの新たな申請。
Br.松本は2001年11月のJOMASの例会に出席し、教室増設費用の支援が決定された。(その時は、教室の増設のための支援を行った。)
フランシスカン・センターは、貧しく、学校にも行くことのできない、知的障害児、身体障害児のための教育とリハビリテーションを行う施設である。このプロジェクトは1990年に開始された。当センターでは現在15名が在籍している。スタッフは8名(4人の教師、コック、掃除人、ドライバー)。児童たちは自力で通えないため、センターの車で送迎を行う必要があるが、その車の買い替えの為の支援をお願いしたい。
現在使用している送迎車両が古く(17、8年前に中古で購入)、故障が度重なり送迎車として支障をきたしている。また、身体の不自由な児童でも安心して乗れるような安全な車両に買い替えをしたいため、その費用を援助していただきたい。
決定 自動車購入費
☆パキスタンはイスラム教国であるが、クリスチャンの教育施設は定評がある。
ただし、身代金目的の外国人の誘拐事件が多い。よって、ブラザーたちも必要時以外は市中を出歩かない、とのことである。
例会に出席されたシスター平間から詳細の説明をいただいた。
生徒たちの将来、またマダガスカルの医療資格制度などにより、助産師、看護師を分けて国家試験を受けられるまで別々に教育を施す必要があり、そのためにはそれぞれ分かれて学べる教室の増築が必須であることが説明され、理解をえた。
決定 建設支援申請額の三分の二
☆申請額が高額であることと、現地の日本大使館の“草の根”支援が期待されるため、また工期が2年で支払い期間に余裕があるため、今年度は申請額の三分の二を支援することとする。
シスター兄部より、イエスのカリタス修道会から派遣されておられるシスター下崎の近況がもたらされ、計り知れない人数の難民の世話で大変でおられる状態を少しでも支援するため、9月にローマのイエスのカリタス修道会に支援金をお持ちいただくこととする。
決定 緊急援助支援金