マダガスカル島南のエナトは農業を中心に生活をしている人口約7400人の村である。この村は部族同士でグループを作って生活し、伝統と習慣が法律、という地域であり、女性と子供は苦しんでいる。
この地で学園を運営しているが、JOMASからは以前に小型トラックを支援していただいたことがある。現在、当学園では幼稚園から高校まで、350人の生徒に15人の教師と4人のシスターがいる。ここでは教育は、地域の発展を導くための希望である。両親たちは努力しているにも関わらず、学園の毎月の学園の収入は支出の半分にも満たない状態が続いている。多くの子供たちは年度の途中でクラスを断念せざるを得ない。
決定 2016~2017年度の教師の給料の不足を補うための支援
フィリピンのCCCMからの申請は、例年同様であるので、CCCMの活動に関する申請内容の説明は2016年1月のJOMAS例会での申請内容を参考までに下に貼り付ける。
CCCM(Catholic Center Campus Ministry )は未来のリーダーを養成するための原点となるべき機関である。複雑で腐敗したフィリピンの社会を変革する先兵となるべき、善良で誠実なプロフェッショナル、また責任感ある市民を育成することを目的としている。 現在、当センターでは6人の職員がミンダナオ島各地からやってきているState University、Iligan Institute of Technology(IIT)の学生たちに寄り添って活動している。IITはフィリピンにおいて、最も学費が安く、かつ設備が良く整い、高度な教育を提供している。 CCCMは、これらの学生の育成と新しい社会の構築の為に今年度もJOMASに 例年と同じく、支援の更新をお願いしたい。JOMASの支援を受けて彼らは世界のどこでも活躍できる価値を獲得し、フィリピンの様々な会社に新しいプロフェッショナルとして就職し、確実にこの国の社会を変えることができるものであると確信している。 また、CCCMはフィリピンの若者、ことに経済的理由から教育を全うできない若者に寄り添うことを使命としている。彼らの希望や困窮に沿って、CCCMは学業、心理学、社会性、精神性などさまざまな面で支援をしている。センターはいわば、「家庭の外の家庭」となっている。このプログラムの新たな年度の支援もお願いしたい。
申請内容
① 奨学金プログラム
項目 | 生徒数 | 月数 |
月謝 | 6 | 10 |
寄宿舎費用 | 24 | 10 |
同上 | 4 | 12 |
食費 | 30 | 10 |
小遣 | 5 | 12 |
同上 | 4 | 10 |
アシスタント費 | 1 | 13 |
② リーダーシッププログラム (各12日間×3回)
宿泊+食費 (35名×10日)
食費 (35名×2日)
講師謝礼
教材費
③ 図書館
コンピューター年間維持費
運用費用(メール、輸送費他)
決定 CCCM(Catholic Center Campus Ministry)の教育プログラムに対する2017年度の財政支援
ボリビア、サンタ・クルス市郊外の貧困地区プラン3000にある幼きイエス保育園の150名の保育園児の2017年度分の給食費を申請する。(実行責任者 ビセンテ ブルネリ神父)
サンタクルス市では、公立学校は設備、環境、および内容の知的レベルにおいても良い教育を受けることのできない状態である。そのような環境の中、知的能力、人格面でも恵まれているにもかかわらず貧困家庭のために立派な教育を受けられるミッション系の高等学校に通えない学生を学費面(交通費、教材費も含め)で支援する奨学金。昨年承認されたものの、2017年度分の支援を申請する。
決定 ボリビアの倉橋神父監督下のプロジェクト2件に対する2017年度の財政支援