援助先からの手紙

2015年3月 マダガスカルからのお便り

マダガスカルのシスター牧野からお便りをいただきました。

少し早いのですが日本とマダガスカルの間が遠いので、早めに今年のミルク援助をお願い申し上げました。

1か月児から6か月児を240箱、6か月児から1歳児を30箱にしたいと存じます。合計270箱となりますが、ユーロも下がり、日本円も替えるのが低くなり、そしてミルクが高くなり、全く頭が痛くなるのですが、最低6か月までは援助をしたいと思いますが、口唇口蓋裂の児が多く、三つ子が三組もあり、頭を痛めています。……

一応六か月でミルク援助を中止すると言ったところ、マダガスカル人のシスター達が、赤ちゃんが可哀そうと言って、JOMASにお願いしてみてと言われましたので、私も心痛く、断るのは本当につらいのであえてお願いをしました。

未熟児、母の死亡、口唇口蓋裂の児、ひどい栄養不良児など。出産時3500gの児が3か月後2600gで、やっと生きている児が来た時は驚き、母乳が全く出ない母親の乳が奇形で出なく、牛乳を飲んでいましたが、下痢で本当に驚くほどすごい便が出ました。1週間入院させてやっと2800gになり、下痢も止まり、ミルクを持って帰り、3週間後に全く顔も変わり、はじめどの子かと思いました。3200gまで太っておりましたので、母親も大喜びしてミルクを持って帰りました。

皆様のお許しばかり願っておりますが、元気で何とかバタバタと忙しがっております。JOMASの皆様に本当に感謝、感謝の毎日でございます。援助してくださいます方々本当にありがとうございます。おかげ様で赤ちゃんがすくすく育っており、体重増加に喜びの声を上げております。神に感謝。

3月3日 おひな祭り

牧野幸江

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