カンボジア・カンポート共同体の教区立幼稚園コーディネーター、シスター園田国子から届いたお便りと写真を掲載します。卒園式について、また子どもたちの学びや成長の様子をお知らせくださいました。ぜひご覧ください。
JOMASからは、園児用の教育備品・職員用設備品の支援を行いました(2017年3月に決定)。
JOMASの皆様
2018年8月3日
中間報告書
FLCC幼稚園は、新しい園舎で7月に卒園式を行いました。一般 クラス16名、モンテッソーリ幼稚園のクラス3人の子供たちが、胸をふくらませて、来年度一年生になります。皆様の支援によって、先生たちはモ ンテッソーリの勉強をしながら教職についていますが、モンテッソーリクラスの第一回目の卒園生は、とてもよく成長して、それぞれ個性豊かに育っていきました。カンボジア語の学習では文字もきれいに書けるようになって、数も千の位の足し算もできるようになり、子供たちはハサミで切るのが大好きで、複雑な絵柄を上手に切っていました。
また、クロスステッチにも挑戦して、クリスマスツリーなども上手に刺していました。運動は長縄飛びができるようになって、数えながら飛んでいました。卒園式の時は、父兄、先生たちに感謝の言葉をおくりました 。前日まで必死に練習したので、父兄もとても喜んでおりました。いろいろなことができるようになって、子供たちは自信に満ちて、巣立っていきました。
これも皆様のご支援のおかげで、先生たちが仕事に励むことができまし た。心より感謝申し上げます。
現在は、補修をやっています。父兄からの依頼で始まりました。新年度は10月始まりです。カンボジアのFLCCの幼稚園は書くことのプログラムでしたから、モンテッソーリの教育を理解していただくためには、時間が必要です。園児の募集を祈りながら、やっています。皆様が温かい目 で、見守ってくださることに感謝しながら、私は先生たちの養成に力を注いでいきたいと思っています。今後ともよろしくご支援のほど、お願いいたします。
カンボジア FLCCモンテッソーリ幼稚園
sr園田国子