曽野綾子
6月10日、シスター下崎優子さんのおられる南スーダンのジュバに行きました。
修道院は日本人一人、日系ブラジル人一人、韓国人二人のシスターたちが手分けして様々な仕事をしておられましたが、修道院の建物から見える距離に、目下新しい診療所を建設中でした。とは言ってもずっと診療は続けておられ、病気の子供を抱いて広場を横切ってやって来るお母さんたちの姿も見えました。JOMASから頂いたお金は主に抗生物質を買うということでした。
修道院の建物には、お湯も出ませんので、太陽光で温めたボトルでぬるま湯を作って行水をするという状態でした。しかし韓国人のシスターたちも懸命で温かく、そこには竹島問題の影響など全くありませんでした。
以上ご報告申し上げます。
【参考】
2013年4月にはJOMAS例会において薬品購入費援助を決定、援助金をお出ししました(申請3)。