新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、今回の申請については一同介してのミーティングにおいてではなくメール審議で話し合い、継続支援のみとした。
審議期間 2020年5月13日~5月22日
皆さまのご支援ご協力のもと、看護師助産高等学校の増築が無事に実現したことへの感謝を申し上げる。より良い教育をするよう努力、改善を続け、ご支援に応えたいと思う。
1993年の開校時は19人の生徒だったので13人乗りの1台の車を所有し、方々へ実習にでかけていたが、今の車の状態では田舎やへき地、より離れた遠方の地で現地の状況を判断するためその地方の病院や診療所に出かけていくこと、また実習中に医療または外科的な緊急事態が必要となった場合にはへき地実習中の学生の医療避難の為の救急車として使用している。さらに現在では同じ車で中央で行われる学校が協力すべき省庁との公的な会議に出席するためにも不可欠であるため、車がもう1台、ぜひとも入手する必要がある。
27年間の歴史がある当学校では地域の存在意義は大きく、教育の質と将来の改革に関して信頼と期待を得ている。
現在、学生は200人以上いるため、実習先はマダガスカル内でも50か所以上となり、年に2回、1か月間におよぶ。その準備のために3ヶ月前には実習先に依頼を出し交渉して許可を得る、またその土地の情報を得るためにも出向いて調査をする必要がある。現在の車では限界があるため、これからの将来に向けてぜひ車を1台購入する費用の支援をお願いしたい。
決定: ESISFSFA(看護師助産師高等学校)で使用する自動車の購入金の一部を支援。
2019年5月例会で承認されたが、タケオ州のチョンカチアン、平和の村、キリポン、カンポート州のチョンケリー、コッソラー、プレイプロ各村でスタッフが週5日、3時間読書室を会報して小中学生、幼稚園園児たちを迎えてきた。その中で子供たちがお絵かきをしたりゲームをしたりし終えると本を読んで帰っていく。JOMASのご支援を、英語を教えるスタッフの費用、村まわりの運転代金、読書室の本と教材費と備品代、スタッフの正月・クリスマス手当、スタッフの研修会費に充てることができた。
カンボジアで公表されているコロナウィルスの感染者数は12,030人になっているが、実際ははるかに多い、と言われている。政府はいち早く学校休校、マスク着用や消毒などを呼び掛け危機管理を宣言した。表面的には周囲は落ち着いた生活をしている。
しかし大勢集まることは厳しく禁じられ、現時点で休校はまだ数ヶ月続き、図書館や読書室を開放することは禁じられている。
しかし、解禁に備え、図書館や読書室の中身は整えておきたい。そのためカンポートの町のFLCC図書館勤務の司書と図書購入、新書カバー、入力等の仕事を続けている。
また解禁と同時にスタッフたちの研修会をして奉仕の心を新たにしたいと思う。
この度、うれしいことに2019年12月に村の読書室が一つ増えた。トロンペアンスターン村の農家が数件続いたはずれ、周囲は田んぼという環境の処に「村の学習センター」を準備し、そこに小さな読書室を作り、合成板の屋根を張り、子供たちはその下のロビーで勉強や読書をすることができる。
決定:カンポート州での2020年度の読書推進活動費の支援(継続)