シスター吉田の一時帰国の機会に桜新町の修道院で報告を伺った。最近はエボラ出血熱がシエラレオネでは収まってはいるものの、コンゴでは病気の情報自体がダイヤモンドの取引など、政治的に利用されている、シエラレオネでは部族同士の対立が中央政治の場でも深刻であり、もともと他部族は根絶するという伝統的な思想から、国民もその対立に巻き込まれている、などの現地の現状を伺った。
そのような中、長年地域の教育及び医療支援のために使用してきた自動車が老朽化し、買い替えが必要となった。
決定:マンゲブレ地域で使用する自動車購入代金の一部の支援
ボリビアの政局も落ち着き、シスター立石は、体調が回復された矢先、骨折なさり手術を受けられた。在宅リハビリを受けながら療養中とのお知らせが届いた。オガールファティマは、6歳になった子供たちが、他の養護施設に転院したので人数が減った。子供たちは元気なので、今のところ無事に過ごしている。まだ、ボリビア社会情勢が不安定で、新しい政権が成立するまで、多くのことが不明でどうなるかわからないが、昨年同様の額のご支援をお願いする。
決定:オガール・フアティマ乳幼児施設の2020年度の支援
A. 常勤職員5人分の給与支援 15ヶ月分
B. 国産ミルク購入代 年間必要量約650袋の半分、375袋
C. 森永BFミルク 46箱 (2回にわけて発送)